華豊直伝!簡単家庭用辣子鶏(ラーズーチー)レシピ

揚げた鶏肉を大量の四川花椒・唐辛子などで炒めた四川料理「辣子鶏(ラーズーチー)」。四川花椒の痺れと唐辛子の辛さが演出する”シビ辛”は、一度ハマると抜け出せなくなるおいしさです。

スパイスインストラクターを取得する店主・濱が辣子鶏にドハマりしたことから商品開発が始まった当店の辣子鶏は、10年間の試行錯誤の末に完成した自慢の逸品で、辛いもの好きの常連さんの間でご好評いただいています。

「もっと多くの方に辣子鶏の魅力を知ってもらいたい!」

そんな店主の辣子鶏愛を全国の皆様にお届けするため、ご家庭にある食材や調味料を中心に作れる『オリジナルレシピ』を公開することにしました。夕食のアクセントに、またビールのお供にピッタリな辣子鶏をぜひご家族とお楽しみください!

■ お知らせ ■

華豊の辣子鶏は、当店オンラインショップで好評発売中です。本場四川の唐辛子を通常の3倍!辛党のための辛さ・痺れ・旨さを追求した「極(きわみ)シビ辛辣子鶏」も新発売予定!!

家庭で本格的に作れる辣子鶏レシピ

材料(2~3人前)

〇鶏もも肉 400g
〇大ネギ 250g(3本程度)
〇唐辛子 40g
〇四川花椒 40g(粉末でも粒でも可)
〇ショウガ 5g

(A) 鶏肉下味用
〇塩 小さじ1/2
〇コショウ ひとつまみ
〇料理酒 小さじ1/2
〇ゴマ油 小さじ1/2
〇溶き卵 小さじ1
〇鶏ガラスープの素 (顆粒) ひとつまみ

(B) 衣用
〇片栗粉 40g
〇水(※片栗粉全体に水分が行き渡る程度)
〇サラダ油 大さじ1
〇炒め用サラダ油 60g

(C) 調理・味付け用
〇砂糖 小さじ1
〇塩 小さじ1/2
〇紹興酒 (あれば) 大さじ1/2
〇鶏ガラスープの素 (顆粒) 小さじ1/2
〇お湯 50cc
〇炒め用サラダ油 60g(炒める際に1/3ずつ使用)

おいしく作るポイント

ポイント1
唐辛子の輪切りの切り方で辛みを調整!小さく切ったほうが辛みが増します。

ポイント2
四川花椒で痺れと香りを調整!ミルなどで挽いた粉末のほうがより香りが立ちます。

ポイント3
炒める時のフライパンの温度は高温をキープ!辛みや香りのエキスが油に移りやすく、刺激的な仕上がりになります。

調理方法

材料を下準備する

① 鶏もも肉は1~2cm程度の角切りにします。カットした鶏肉の水気はペーパータオル等でよく拭き取ります。

② 大ネギは厚めの斜め切りにし、白い部分と緑の部分は分けておきます。

③ 唐辛子はヘタを落とし、種を含め輪切りにします。小さく輪切りにするほうが辛みが増します。お好みでカットしてください。
四川花椒は粉末または粒を用意します。ミルなどで挽いた粉末のほうがより香りが立ちます。

④ ショウガは5mm~1cm四方の薄切りにします。

下味や衣をつける

⑤ カットした鶏肉を大きめのボウルに入れ、(A) 鶏肉下味用 を入れてよく混ぜます。

⑥ ⑤で入れた調味料が良く混ざったら、(B) 衣用 の片栗粉を入れてさらに混ぜます。

⑦ 片栗粉全体に水気が行き渡るまで水を入れ、さらに混ぜます。

⑧ (B) 衣用 のサラダ油を入れ、衣を伸ばします。

調理する

⑨ 180℃の熱した揚げ油で⑧の鶏肉を揚げます。鶏肉が油面に浮き、衣がカリッとしてきたら揚げ時です。

⑩ 大きめのフライパンを【強火で高温】 に熱し、炒め用サラダ油を1/3入れ、【大ネギの白い部分】から炒めます。その後、【輪切り唐辛子】を追加してさらに炒めます。


⑪ 次に【ショウガ】【大ネギの青い部分】の順に加えて炒めていきます。

⑫ 炒め用サラダ油1/3を加えた後、【四川花椒】を加えます。残り全部の炒め用サラダ油を入れ、【強火】で炒めていきます。油は花椒の香りをより引き出すためなので、香りを意識しながら炒めてください。

⑬ 味付け用の【砂糖】【塩】を入れてよく混ぜた後、【揚げた鶏肉】を入れ、よく混ぜます。

⑭ 鍋肌から紹興酒とゴマ油を入れ、さらに【強火】で炒めます。

⑮ フライパンの温度が下げて香りを損なわないよう、熱湯で【鶏がらスープの素】を溶いてフライパンに入れます。全部の水分が馴染むまで混ぜて、お皿に盛り付けたら完成です!
おすすめ四川花椒

四川花椒はあまり馴染みがないという方向けに、おすすめの花椒を3つご紹介いたします。

1.漢源花椒
爽やかな香りと刺激が口の中に広がる花椒

2.金陽青花椒
突き抜けるような刺激的で上質な香りが広がる花椒

3.金の太陽花椒
さわやかな柑橘系の香りと圧倒的な痺れの強さが特徴。通販で小さいサイズからお取り寄せできるので、初めて花椒を買う方にもおすすめ。

『 スパイスマニアの辣子鶏を1度味わってみませんか 』

当店オンラインショップでは、本格辣子鶏をクール便で全国発送しています。自分で作った辣子鶏と食べ比べしてみたいという方は、ぜひお試しください。